マイニングをやめた時、余ったグラボはどうするの?SLI化でしょ!
昨年末から始めた仮想通貨マイニングですが、
ただでさえマシンからの発熱で冬でも暖かいのに、
今夏の記録的猛暑にやってられなくなったのと、
メインで掘っていたモナコインが百円台になってしまったので、
電気代を考えると採算が合わないのでやめました。
その結果、グラフィックボード(GTX1070)三枚とCPU、
それにマザーボード、あと1200wの電源が余ります。
これらをヤフオクで売ってしまうのも手ですが、
ここはひとつロマンを求めてSLI接続をしてみたいと思います。
ゲーミングPCをSLI化して、グラフィック強化しよう!
以前、自作した弟氏のゲーミングPCにはGTX1080が挿さっていますが、
そこにGTX1070の二枚挿しでGTX1080の性能を軽く超しちゃいましょー!
そうと決まれば、何はともあれSLI接続をするための「SLI HBブリッジ」という
パーツの購入です。
普段ならAmazonで買うのですが、近くのグッドウィルで安いものをみつけたので、そちらで購入。
翌日配達を待たなくてもいいですからね!
あとで気づきましたが、実はコレ、買わなくてよかったようです。
マザーボードに初めから付属していて、
「どこかで見た気がするな。
SLIだからグラボの箱の中か?」と探していましたが見つからず。
探す場所を間違えていました。。
額は小さいけど、無駄な出費に凹みます。
そして、SLI接続するMSIのGTX1070。
すでにRTXシリーズが出ましたが、そう易々と乗り換えられないので、
もう少し頑張ってもらいます。
PCケースはいつの間にかサイズさんのATXケースに交換していので、
GPUのサイズを気にせず挿せます。
電源の交換
今まではこの750W電源を使っていましたが、
グラボ二枚挿しになるので、先に話した1200Wの電源にします。
ちなみに、ドスパラさんのホームページにて電源容量の計算できるので、
試してみました。
本来なら1000W電源でちょうど良い感じなので、
1200Wだとちょいオーバースペック気味といったところでしょうか。
Before After
ビフォーです。
ZotacのミニサイズのGTX1080が挿さっています。
配線も少し乱雑ですね。
こちらがアフター。
高騰する前に買ったMSIのグラボ。
結局、元は取れなかったよねー!
配線を少し整理しました。
裏面
裏面配線で隠すのでこちら側は少々乱雑でもいいです。
組み立て後にわかりましたが、電源のサイズがスペースギリギリでした。
危ない、危ない。
ケーブルもなんとかなったので、このまま使用したいと思います。
さて、組み上げたので、起動してSLIの設定をみます。
GTX1070二枚とも認識されています。
では、ベンチマークでも測ってみますか!
ベンチマーク計測
ファイナルファンタジーのベンチマークソフトと3DMarkの無料版で測ってみたいと思います。
Zotac GTX1080 Mini
MSI GTX1070(SLI)
Zotac GTX1080 Mini 標準 1920x1080
MSI GTX1070(SLI) 標準 1920x1080
性能は3DMarkではGTX1080を上回っているのがわかります。
しかし、FFではGTX1080に僅差ですが負けています。
SLIに対応していないとかなんでしょうかね?
しかも、ZotacのGTX1080 Miniですが、他の1080より性能低いじゃん!
1070tiに負けていますよ?
経年劣化なの?
それともショートサイズだから?
そうなの?どうなの?
ベンチを測って、その性能に感動するかと思っていたら、
GTX1080の性能劣化に気づかされ、なんだかモヤモヤしています。
これだったら普通にGTX1080tiやらRTX2080tiを買った方が幸せになれますね。
GTX1070二枚ごときでロマンを味わおうなんてまだまだでした。
それでは。