Era ITXに一目惚れ。Hackintoshのケース換装。
コロナ禍で家にいることが多い昨今、私といえばPC前に座りがち。
気分でも変えようと手始めにHackintoshのケースでも変えてみようと思い立ち、
ネットで物色していたら、出会ってしまいました。
今年の5月に出たというFractal Design社の「Era ITX」というPCケースに。
Dan CaseやらNZXT H1やらどうも小さなPCケースが巷を賑わせているようですが、
どうせ4-5万もするんでしょ?
手が出せませんよ、残念ながら。
あと小さすぎてクリアランスが厳しそうなので、かっこいいなーとは思いつつも、
敬遠していたところに「Era ITX」登場ですよ。
GPUは最長295mmまでOKだし、CPUクーラーも120mmまでOKと
小さなhackintoshを作るにはうってつけなのでは。
今回はHackintosh用なので簡易水冷は避け、空冷で9700Kを冷やせて、
クリアランス的にも問題なさそうなNocutua「 NH-L12S」にします。
高さが70mmなので、全然余裕そうですね、これ。
GPUはRX5000シリーズがCatalinaからのサポートのため、
Mojaveな私はRX580にします。
ただ、手持ちのSapphire Nitro+はサイズが大きく干渉しそうなので、
同じSapphireのPulseにします。
サイズは230x125x40mmなので問題なさそうです。
玄人志向のRX580も調べたところ、242x123x40mmなので問題なさそうな上、
安価でした。
下調べをした後、Amazonでパーツを注文。
今まではATXケース「In win 303c」を使ってましたが、
HackintoshだとLED制御ができないので、ガラスケースの必要性は低いと判明。
あとマザーボードがMini-ITXサイズなので、ATXサイズのケースはデカすぎます。
そんなわけでさよなら、In Winさん。
そして今回購入したものが到着。
早速開封。見えないところもオシャレ。
サイズ比較にと家のPCと並べてみました。
同じMini-ITXの「H210」(真ん中)より幾分か小さいくらいです。
説明書の順を追いながら外カバーを外していきます。
マザーボードをInWinから外しました。
CPUクーラー、「NH-L12S」を取り付けていきます。
グリスを乗せ、
装着。
向きによっては電源部分と干渉しました。注意ですね。
ファンを上側につけてみました。バッチリです。
ケースファンを忘れていたので、追加購入しました。
吸気ファンは元から付属する純正のものではなく、Ainex社製の薄型・静音モデルに。
純正のものだとクーラーとの距離がギリギリなので、こっちにして正解。
電源はSilver StoneのSFX電源、「SST-SX650」です。
SFX電源は初めて手にします。
3.5インチHDDやSSDを取り付けるマウンタ部分の金具は取り外しました。
取り外したおかげで、ケーブルの取り回しがしやすくなりました。
買い換えたGPU。
同じSapphireでも、Nitroデカすぎ。確実に干渉するでしょ?
そして、Pulseですが無事に入りました。
けど、これでもめちゃくちゃ入れにくかったです。
最後の決め手は端子を保護するカバーキャップを外すことでした。
外さないと嵌らないので、外してやっとという感じでした。
将来、RX5000、6000シリーズにアップグレードする際に不安を覚えます。
あとは排気ケースファンをつけます。
配線はこのくらいにしておきまして、
ようやく完成です。
少しばかり組みにくい箇所もあり、「どうしよう、嵌まらん!?」と慌てふためくこともありましたが、何とか完成に至りました。
一目惚れしたケースでしたので何よりです。
このなんとなくSGIのワークステーションを彷彿させるような佇まいがよき。
買ってよかったな。