伊勢志摩でダンゴウオに出会う!
今シーズンはダイビングになかなか行けず、ブログが寂しいかぎり。。。
なので、少し時間は遡りますが、今回は今年の5月末に行った
伊勢志摩でのダンゴウオダイビングについてで書こうと思います。
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今回は伊勢志摩のなかの南勢相賀浦という場所でのダイビングとなります。
この日のダイビングは、「初ダンゴ」、「シーズンオフ前」、「うねり」、
「慣れない機材」と水中写真を撮る上であまり良い状態ではなく、
案の定散々な結果だったわけで。
上の写真のどこにいるか分かりますか?
まぁ、だいたい日の丸構図になりがちなので、真ん中を見てもらえればいいのですが、
なにか岩陰に隠れている!
そう、それ!
それです!
ダンゴちゃん、擬態して岩肌と同じ色!
こんな写真しか撮れなくてもなんとかこの子を写真に納めようと粘りました。
もうちょい動いてくれるかなと期待を込めて。
でも、残念。
ちっとも動かない。
動くのはうねりで流される私の体のみ。
一本分の格闘はなんだったんだ。
お客さんは私一人(こんな平日のうねりの日に普通のお客さんなら来ない)で
通常ならダンゴちゃん独占状態でウハウハだったんですが、
さすがにこうも動かないと途中で投げ出したくなりますね。
f11 1/200
2本目は比較的うねりが少ないポイントといわれましたが、それでもうねりを感じる。
そんな中ようやく見つけた個体もこのワインレッドの一匹のみ。
それも、ブロックのくぼんだところに張りついていて、
カメラを近づけることがむずかしい。
なので、遠くから離れて撮るんだけど、浮遊物が反射してハレーションが起きる〜。
思うにダンゴちゃん情報が少なすぎたのが今回の敗因かと。
ひとつは、1週間前にやはりダンゴちゃん狙いで訪れた南越前では、
昼はほぼいない、ナイトなら見られるという低確率。
それでも賭けで潜ってみた結果、0匹。
しかし、同日、こちらの南勢なら普通に見られたということなので、
情報をうまく活用できず行き先を間違えてしまったこと。
もうひとつは、ドライスーツはなく、ウェットスーツで普段潜っている私、
ドライスーツじゃないと水が冷たくて潜れないと頭ごなしに考えていたので、
南勢なら3月あたりからウェットで潜る人がちらほらいるという事実を知らず、
もっと早い時期から南勢に訪れていたらもっとチャンスがあったのに、
それを逃してしまったという情弱っぷり。
ショップの人から教えてもらえることもあるし、ブログで得られる情報もあるし、
情報をうまく活用しなきゃな。
とりあえず、来年は3月から潜る!
(1月と2月は南国じゃ〜)
この日はダイビングショップから1時間くらいのところにあるオートキャンプ場で車中泊。
写真は翌日の朝。
着いた時は真っ暗だったのでまわりがどんなか景色が想像できなかったので、
朝起きてこんな自然豊かな風景が待っているとは思いもよりませんでした。
昨日のうねり地獄とは大違いの天国じゃ!!
5月末ということもあって、他のお客さんもあまりおらず、
静けさの中からウグイスの鳴き声や波の打ちよせる音が聞こえ、
自然に癒されることまちがいなし!
ここのキャンプ場、かなり気に入ったので、
来年も同じショップ、キャンプ場でリベンジしたいな。
まぁなんだかんだ言いつつ、はじめてのダンゴウオを見られたし、
伊勢志摩のポテンシャルを感じる旅でした〜!
白崎海洋公園ではじめるセルフダイビング!セルフ初心者のかた、必見ですよ!
「もうそろそろ梅雨明けかなー」とそんな天気だった先週、
和歌山県にある白崎海洋公園に行ってきました。
今年に入ってすでに2度目の白崎海洋公園ですが、
前回の5月中旬の頃と比べて、水温もだいぶ上がっており、
ロングジョンとラッシュガードで十分潜れました。
平日ということで客は私たちのみ。
「シャクシの浜」というポイントをひとり占めです。
いぇい!
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Mcro
1/125, F7.1, ISO100
このポイントはガイドロープが張ってあるので、それに沿っていけばちゃんと
EXITまで戻ってこれるので、セルフダイビングがとても容易です。
ただ、どこにどの魚がいるのかは、ガイドさんがいないので、自分で探さなければなりません。
情報はいただけるのですが、今回はあいにくガイドさんが全員出払っていて、
詳しい場所はわからずじまい。
受付のおばちゃんにもらった水中マップをたよりに目当てのネジリンボウの巣を目指しました。
それらしき巣はあったのですが、当のネジリンボウは姿をあらわしてくれず。
結局、この子(ダテハゼ)しかいないようでした。
そこらじゅうにいてあまりレア感のないこの子ですが、
水中マクロの練習相手にはなるので、怖がらせないように近づいたりと
練習しながら撮影します。
ガイドさんにつきっきりのダイビングだとこういう練習がなかなかできないけれど、
セルフなら自己責任の範囲内で追い求めることができるのが
セルフの魅力のひとつかな、と思います。
それと同時にガイドさんの偉大さにも気づかされますね。
自分で探すのとガイドさんが探すのとでは大違い。
さすがです。
続いて、絞ってもう一枚。
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Mcro
1/200, F11, ISO100
ヒレを立っていない!
ヒレを立てるのを待ってから撮ればよかったと反省です。
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Mcro
1/80, F6.3, ISO100
岩場にいたサラサエビも撮りました。
エビ系も好きな被写体ですね。
この日は計3本潜りました。
6月の大瀬崎でコケギンポとハナタツをじっくり撮影
引きつづき、先月の大瀬崎での写真からです。
セルフダイビングなのでコケギンポをじっくりと撮りました。
ガイドさんと潜ると他のお客さんの見たい生物との兼ね合いで
自分の好きな(=撮りたい)生物だけに時間を費やすことはむずかしいですからね。
そういう意味でセルフ万歳!です。
穴から顔出しコケギンポ。
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Mcro
1/50, F5, ISO200
ともにF5 1/50なのに、この差はなんだろ?
ストロボを連写しすぎて光らなかったのかも?
ストロボによってこんなにも雰囲気が変わる。
海の色だって実際はこんな色じゃないし。
自分の表現したいものに近づけるにはちゃんとストロボも使いこなさなければ。
なかなか奥深いです。
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Mcro
1/250, F11, ISO200
岩かげにハナタツが隠れていました。
岩と岩との隙間なので撮りにくい!
ストロボの光が届かない部分が黒抜きっぽくなり、
ハナタツとわかりやすいけど、
目の辺りが暗いからもっと粘ってベストなシーンを写したかったな。
写真って本当に「待つ」ですね。
残圧にも気をかけながら、ベストな表情や仕草をするまで待つ。
その為にもエアの消費も気をつけないとですね。
6月の大瀬崎にてはじめてのミジンベニハゼ!
先月、入会したての地元ダイビングサークルのみなさんと
静岡県の大瀬崎でセルフダイビングをしてきました。
メンバーの方とは飲み会で顔合わせをして以来ぶりという
すこし緊張するようなシチュエーションでしたが、
初めての大瀬崎でのダイビング、そしてまだ見ぬミジンベニハゼがいるとのことで、
初めてづくしで、その両方を今回達成出来たので、結果、めっちゃ楽しかった!
そんな中で撮ったミジンベニハゼの写真。
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Mcro
1/125, F7.1, ISO200
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Mcro
1/50, F2.8, ISO200
ミラーレスデビューして日もまだ浅く、ハウジングの操作にまだ慣れずといったところ。
加えて、自分の表現したい色やボケ具合にする目安となる
毎回絞りを開けたり、絞ったり、
シャッタースピードを早くしたり、遅くしたりと
なかなか「これだ!」という設定が定まらない。 *1
また、陸上と違い、残圧(=残り時間)を気にしなければいけないので、
大体の基準となる設定を頭に入れてから潜れば、残圧を無駄に消費せず、
長く潜れる分、自分の思う写真を撮ることに専念できるのかなと、
それが、いい写真を撮るチャンスに結びつくんじゃないかと思います。
下の写真は、絞りを開放、遅いシャッタースピードで撮ったせいで、
青かぶりしています。
撮った時、何がしたかったんだろう?何を表現したかったんだろう?
写真を見て疑問が湧いてきます。
むらいさちさん的なハイキーな写真?かなとも思ったけど、違うな〜、きっと。
自分への課題で青抜きの練習でもしようと思ったのかもしれないけど、
綺麗な青抜きがが撮れるような条件じゃないため、青かぶりしてしまったんだと思う。
こういう時は、上の写真みたいに絞って被写界深度の深い写真を撮ればよかったのかな。
と、課題だらけですが、リベンジするという意味でも大瀬崎でまた潜りたいですね〜。
*1:自分の得たい表現に近づけるため、試行錯誤しているって意味ではこれはこれでいいのかもしれない。